多分、このまま同じ生活をして、同じままずっと労働して年を重ねて、同じ会社で同じ仕事をしているか分からないけど、違う会社で違う仕事をしていても、同じような日々が続いて、毎日は少しずつ違うのかもしれないけれど、その変化というのは微妙過ぎて、何が何だか気付かない内に定年と呼ばれるような年齢の所まで来て、それで、あぁ…もうこんな歳か…とか思いながら、色々あったようで何も変わらなかったな…とか思いながら、もうちょっと自分を労われば良かったな…とか思いながら、昔みたいには動かない体と頭で残りの人生をやり過ごすのか、とか最近考えてたら、もうなんかとても気が重くなってきて、このまま月給貰いながら少しずつ貯金をする生活をしていたら、後々なんかとても後悔しそうで、一発逆転に賭けてみようかなとか思ったりして。
ほんの少しだけど、貯金が出来たから、それを元手に何か出来たらとか思って、色々考えてみたけど、頭悪いから全然思い付かなくて、宝くじ買うか馬券買うかしかないかと思って、今日の皐月賞に全部お金突っ込んでみようとしたけど、すんでの所で思い止まって千円だけ買った。
結果は、全財産突っ込まないで良かった。危なかった。
貯金全部突っ込むにしても奥さんに相談してからだから、それを中々言い出せなくて、とりあえず千円だけ馬券買って、その後なんか色々家のこととかやってたらいつの間にか昼寝してて、起きたら外れてた。
自分が昼寝している間に奥さんと子供達は実家に遊びに行ってて、帰ってきた時に自分も起きて、それから競馬の結果を見たら外れていて、あぁ、良かったと思ったのと同時にまた同じ日々が始まるんだなという、諦めと安堵みたいなものがごちゃ混ぜになって襲ってきて、凄く憂鬱になったけど、日曜日の夜なんて憂鬱の塊みたいなもんだからそんなにいつもと変わらないかと思いながら、まだぼーっとしている頭で子供達が騒いでいるのを眺めていた。
お金全部突っ込まないで良かったとか書いたけど、例えば、今日、競馬に全部貯金を突っ込んで外していたとしても、お金はまた貯めれば良いだけだし、そういう勝負をしない方が後々、後悔するのかもしれないということを最近ずっと考えている。
とか言いつつ、でも、何か本当に勝負して貯金を全て失ってしまったら、また同じだけ貯めるのに同じだけの時間を費やさなければならないんだよな。
自分は時間を切り売りして稼ぐしか出来ないから、お金を貯めるには人生のうちの貴重な時間を費やさなければならない。
そう考えると、一発勝負に賭ける方が良いのか、少しずつでも時間をかけてお金を貯めていった方がいいのか分からなくなって、また思考は振り出しに戻ってしまう。
もう疲れた。でも誰も助けてくれないし、どうしたら良いかなんて教えてくれないから自分で考えていくしかないな。
憂鬱の塊

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